バンっ 大きな音と同時に生徒会室の扉が開かれる。 ビクリとわたしと右京さんと左京さんが跳ねた。 優也「かける手間が省けましたね」 立っていたのは、翔。 息を切らして急いできたようだ。 瑠奈「翔」 懐かしい名前を呼ぶ。 翔「瑠奈!」 ぎゅうっと強く抱きしめられる。 翔「無事か。西田が、裏切って...悪かった。お前のためを思って行動したはずなのに」 いつも冷静で感情表現があまり得意じゃなくて黒狼の総長で...そんな翔の大きな身体は震えていた。