いつの間にか彼の隣には、常に長髪の男の人がいてわたしはその人がなんだか怖かった。 名前は八雲。 八雲「あなたが来たからあの方は変わってしまわれたあなたのせいで」 いつもわたしのことを、嫌な目で見てくる。 私だって好きでこんなところいるわけじゃないのに。 お爺様には定期的にメールで現状報告をしていた。 《わたしは元気です》って嘘ばかり。