ほんとは優しい私のオオカミ ②





蓮「よっ!優也」






今日も優也は作業用のデスクでなにやら書類に目を通していた。







瑠奈「こんにちはぁ~...」







他の火龍の幹部らしき人の視線を受けて瑠奈は軽く挨拶しながら生徒会室に入った。






瑠奈の一言で優也が書類から顔を上げた。






優也「瑠奈?何かありましたか?」






蓮のことは無視し心配性な優也はすぐに何かあったのか聞いてきた。







瑠奈「ううん。なんかあったわけじゃないんだけど...暇になっちゃって。優也ここにいてもいい?邪魔しないから」








何もないと聞いてホッとした顔を見せた後、すぐに微笑んで了承してくれた。








         ・・
優也「いいですよ。瑠奈は。」