ほんとは優しい私のオオカミ ②






龍我「ねえ。」







ひやああ~。


耳元で囁かないでよ~。








龍我「俺も呼び捨てがいいな~。瑠奈」







瑠奈「よ、ヨビステデ。ドウゾ」







真っ赤になりながら了承する瑠奈をみて龍我はやっと離れた。








龍我「わーーーい。やったーー」








瑠奈「...なんてのんきなの...顔が爆発するかと思った...」








ぜいぜいする瑠奈とは裏腹に自分の望みがかなって満足な龍我。







そんな複雑な教室の雰囲気に突如いつもの声が現れた。