胸が引き裂かれそうなくらい痛い。 零「僕が君を…手に入れようとする度、君の心が離れていった…っ…本当はわかってたんだ」 わかりたくなかった。 零「こんなに、こんなに想っているのにっ…どうして他の人を見るの…っ」 嗚咽と叫びに近い声に、うっすら瑠奈が目を開けて呟いた。 瑠奈「…翔」 その名を聞いた瞬間、涙は止まり暖かかった心が急激に冷えるのを感じた。 零「…」 瑠奈はまた目を閉じた。 零「…父さえも殺した…僕にはもう何も無い…君しかいない…瑠奈…君だけは離さない」