気付いたら八雲が話しかけてきて、ハッと現実に戻される。 八雲は父を見ると、顔をしかめて「行きましょう」と僕に声をかけた。 零「ああ…さあ瑠奈おいで」 ぺたんと冷たい床に崩れるように座り放心状態の瑠奈に声をかけるも返事がない。 瑠奈は弱いから刺激が強すぎたんだな 自力で立てない瑠奈を横抱きにして、地下室を後にする。 瑠奈「…」 零「もう瑠奈だけなんだ…」