はしゃぎすぎちゃった。
教室に空と向かう。
瑠奈「翔怒ってるかな〜。」
空「瑠奈なら大丈夫だよ。それにしても、衣装着るの楽しみだねえ♪」
そーだ!私の衣装、空達に任せてたからどんなのかまだ知らないんだ。
瑠奈「ねえ、空、私の衣装って…あっ」
聞こうとしたら、グイグイ空に手を引っ張られる。
空「瑠奈っ!教室行く前にあれだけ行こう!」
引っ張られた先は、お化け屋敷。
瑠奈「いやーーーー。お化け屋敷だけはいやーーーーーー。」
拒否する私を超絶キュートなスマイルで、ずんずん引っ張っていく。
空って可愛いくせにこーゆー時だけ、男力なんだから!
抵抗虚しく、すぐに中に案内されてしまった。
ひぃぃっ。暗いし。寒いし。
モニターに文字が映し出され、不気味な音声が流れる。
『昔、1人の女が夫の筐の指輪を無くしてしまった。……このままではあの人にあの世で見つけてもらえない…。そう言い死んだ女は今も尚この世で指輪を探し続けている…』
いやあああ。
もうこれだけで怖い。怖すぎる。

