やっぱりよく考えてる。ちゃんと隼人お兄ちゃんなんだな。 瑠璃子「そうね。健人、眠くなったら隼人兄ちゃんの部屋に案内してもらいなさい。」 健人「うん!隼人兄ちゃん、バイク見せて」 隼人「お!ついにバイクに興味を持ち始めたか、よし。行くぞ健人」 ふふっ。兄弟っていいな。手をつないで歩く隼人と健人くんを眺めてそう思った。 瑠璃子「事情は聴いたわ。瑠奈ちゃんいままでつらかったわね」 ぎゅっと、私の知らない母のぬくもりに包まれる。