青に溺れる
恋愛(その他)
完
0
茶月マオ/著
- 作品番号
- 1323755
- 最終更新
- 2016/06/04
- 総文字数
- 10,921
- ページ数
- 21ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 9,307
- いいね数
- 0
"俺達のことを誰も知らない場所へ行こう"
そう彼が言った。
私は迷いもなく彼に頷く。
全てを捨てて、住み慣れた場所を離れた。
そして辿り着いた、海に囲まれたこの街。
私たちの新しい生活が始まるはずだった。
でも運命からは逃れられない。
私たちはきっと、結ばれてはいけないんだ。
それでも愛してしまったら、どうすれば良い?
そう彼が言った。
私は迷いもなく彼に頷く。
全てを捨てて、住み慣れた場所を離れた。
そして辿り着いた、海に囲まれたこの街。
私たちの新しい生活が始まるはずだった。
でも運命からは逃れられない。
私たちはきっと、結ばれてはいけないんだ。
それでも愛してしまったら、どうすれば良い?
この作品のレビュー
2016/05/29 07:42
投稿者:
汐見 夏衛
さん
美しく静謐で透明な物語
海辺の町の狭いアパートで二人暮らしを始めたばかりの、幸福そうなカップル。 でも、二人には秘密があって…。 まずタイトルに惹かれて読み始め、読んでみるとあまりにも美しく透明な描写の虜になり、その世界観に溺れてしまいました。 すべてが静かに淡々と語られるけれど、自然と涙が滲んできました。 とにかく情景描写とイメージが美しく、心理描写が切ない。まるで映画を観ているような気持ちになります。 これぞ、純愛。ぜひ読んでみてください。
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この作品の感想ノート
汐見夏衛 様
素晴らしい感想・レビューありがとうございます!
情景の表現が上手く出来ていたか不安だったので、そう言っていただけると嬉しい限りです。
お読みいただきありがとうございました!
茶月マオさん
2016/05/30 00:41
とても美しい物語でした。
詳しい感想はレビューに書かせていただきましたが、とにかく切なくて感動しました。
描写が清らかできれいで、情景が目に浮かびました。すてきな文章ですね。
そしてなによりタイトルが素晴らしい!一目で惹きつけられたし、この作品の世界観や雰囲気を一言で表現していて、もう、タイトルセンスがすごいですね。羨ましいです!
素敵な作品をありがとうございました。
汐見 夏衛さん
2016/05/29 07:46
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