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翌日。

私が目覚めると、先輩は既にいなかった。

代わりにテープで修復された私の画と、朝食がダイニングテーブルに置いてあった。

完全に元通りになるわけないのに、地道に画を貼り合わせてくれるなんて。

『ぶっ殺すぞ』

なんて悪い言葉を使う割には、優しい。

それに、この朝食。

グラスに注ぎ、ラップをかけたオレンジジュース、カリカリベーコンとフワフワしたスクランブルエッグ、それにグリーンサラダとコンソメスープ。

なになに、この綺麗な朝食は!

ホテルか!

しかもスクランブルエッグを一口食べて、私は硬直した。