【奈津】
「…あれ…?」
ここ、病室か?
俺は、まだ眠い目をこすって時間を確認した。
「六時か…」
朝まで病室に居たのか。
流石に帰らないと母さんが心配するかな?
俺は、望美の方を見る。
望美は、何も変わらず眠っている。
「望美に、かっこ悪いところは見せられないか…」
俺は、ハヤテに小声で声をかけた。
「ハヤテ、帰るぞ」
『ん…、まだいいだろ?』
ハヤテも眠たげに目をこする。
「そういうわけにはいかない。一旦家に帰るぞ」
『分かったよ…』
ハヤテは、ルルを起こさないように隣から離れる。
「じゃあ、またな望美」
最後に、俺は望美の髪を撫でた。
踵をかえして病室を出ていこうとした時――
「…奈津……」
「――!」
掠れる声が俺の名前を呼んだのを、俺は確かに聞きとった。
それは、俺の後ろから聞こえた。
俺は、内心で疑いながらも後ろを振り返った。
「……奈津」
「…望美?」
そこには、眠っている望美ではなく、目を覚まして俺の名前を呼ぶ望美がいた。
「望美!!!」
俺は、直ぐに駆け寄った。
『な、なになに?!』
ルルは、俺の声を聞いてる慌てて飛び起きる。
『ルル!望美が目を覚ましたぞ!』
『ほ、本当に?!』
ルルは、すぐさま望美に近寄る。
「…あれ…?」
ここ、病室か?
俺は、まだ眠い目をこすって時間を確認した。
「六時か…」
朝まで病室に居たのか。
流石に帰らないと母さんが心配するかな?
俺は、望美の方を見る。
望美は、何も変わらず眠っている。
「望美に、かっこ悪いところは見せられないか…」
俺は、ハヤテに小声で声をかけた。
「ハヤテ、帰るぞ」
『ん…、まだいいだろ?』
ハヤテも眠たげに目をこする。
「そういうわけにはいかない。一旦家に帰るぞ」
『分かったよ…』
ハヤテは、ルルを起こさないように隣から離れる。
「じゃあ、またな望美」
最後に、俺は望美の髪を撫でた。
踵をかえして病室を出ていこうとした時――
「…奈津……」
「――!」
掠れる声が俺の名前を呼んだのを、俺は確かに聞きとった。
それは、俺の後ろから聞こえた。
俺は、内心で疑いながらも後ろを振り返った。
「……奈津」
「…望美?」
そこには、眠っている望美ではなく、目を覚まして俺の名前を呼ぶ望美がいた。
「望美!!!」
俺は、直ぐに駆け寄った。
『な、なになに?!』
ルルは、俺の声を聞いてる慌てて飛び起きる。
『ルル!望美が目を覚ましたぞ!』
『ほ、本当に?!』
ルルは、すぐさま望美に近寄る。



