【有水】
私は、奈津くんに向き合っていた。
(フレイアを取り戻すため、自分のためにも、絶対奈津くんを手に入れる)
私は、一歩前に出る。
「奈津くん、ずっと前から言ってる事だけど、私と付き合ってほしいんだ」
「…俺も前から言ってる。お前とは、付き合えない」
私の中で、焦りが出てくる。
「どうして?だって、奈津くんは望美さんと別れたじゃん」
「そうだけど…」
奈津くんは、私から目を逸らさない。
「俺は、まだ望美が好きだ」
「え…」
だって、ヒュプの力は効いているんじゃ…?
「で、でも私は、それでも奈津くんが好きなの!」
私は、奈津くんに抱きつく。
「こんなに、好きになった人は、奈津くん以外居ないの、だから私と付き合って…」
奈津くんは、私を離すと距離をとる。
それが、私と奈津くんとの距離なんだと思った。
「お前は、俺がお前の物になれば、それで満足なのか?」
「満足だよ!だって、私が欲しがっていた物が、自分の物になるんだよ!」
「お前には、もっと欲しいものがあるんじゃないのか?」
「え…」
私が、もっと欲しいもの…。
そんなの、奈津くん以外なにもない。
「今のお前は、 本当に俺を欲しているようには見えない」
「そんなことない!勝手に決めつけないでよ!」
奈津くん以外に欲しいものなんて、なにも――
私は、奈津くんに向き合っていた。
(フレイアを取り戻すため、自分のためにも、絶対奈津くんを手に入れる)
私は、一歩前に出る。
「奈津くん、ずっと前から言ってる事だけど、私と付き合ってほしいんだ」
「…俺も前から言ってる。お前とは、付き合えない」
私の中で、焦りが出てくる。
「どうして?だって、奈津くんは望美さんと別れたじゃん」
「そうだけど…」
奈津くんは、私から目を逸らさない。
「俺は、まだ望美が好きだ」
「え…」
だって、ヒュプの力は効いているんじゃ…?
「で、でも私は、それでも奈津くんが好きなの!」
私は、奈津くんに抱きつく。
「こんなに、好きになった人は、奈津くん以外居ないの、だから私と付き合って…」
奈津くんは、私を離すと距離をとる。
それが、私と奈津くんとの距離なんだと思った。
「お前は、俺がお前の物になれば、それで満足なのか?」
「満足だよ!だって、私が欲しがっていた物が、自分の物になるんだよ!」
「お前には、もっと欲しいものがあるんじゃないのか?」
「え…」
私が、もっと欲しいもの…。
そんなの、奈津くん以外なにもない。
「今のお前は、 本当に俺を欲しているようには見えない」
「そんなことない!勝手に決めつけないでよ!」
奈津くん以外に欲しいものなんて、なにも――



