妖精の心を貴方に2 真紅の妖精

「なになに?もしかして、付き合ってるの?!」

俺は、水無月を睨みつける。

「だ、だってあの雰囲気そうじゃない?」

俺は、何も言わず望美を見つめる。

望美は、凄く悲しい表情をしていた。

多分、俺のことを話しているんだろう。

俺は、胸が苦しくなるのを感じた。

(別に、俺には関係のないことだ)

俺は、踵をかえした。

「ま、待ってよ奈津くん!」

「ついてくんな」

「いいじゃん!ねぇねぇ、それよりもさっきの望美さんたちさ」

俺は、本気で水無月を睨みつけた。

「ひぃ!」

「お前…さっきから五月蝿いんだよ。少しは黙れ」

俺は、水無月を置いて校庭へと戻った。