【望美】
「……」
私は、駅近くの公園でベンチに座って泣いていた。
「…奈津…」
さっきから奈津の笑顔が浮かんできて、涙が止まらない。
『望美…』
ルルやシンクも私にかける言葉を探していた。
(本当に…、あれは全部嘘だったの?)
私は、あれが奈津の本性だとは思えない。
でも、奈津が「嘘だ」と言ったのは、事実だった。
受け入れようとしても出来ない……。
「あれ、望美か?」
「え…」
涙を拭って前を見た時、そこに居たのは目覚えのある人だった。
「聖夜くん?!」
「あぁ、久しぶりだな」
「う、うん」
私は、聖夜くんから視線を逸らす。
彼は、大國聖夜くん。
楓中出身で、奈津のライバルだ。
「聖夜くんは、どうしてここに?」
「今日学校休みだからさ、気分転換に散歩してたんだ。でも、気分転換が必要なのは、望美みたいだな」
「な、なんで?」
聖夜くんは、私の隣に座る。
「目、腫れてるぞ。何かあったんだろ?」
「それは…」
ここで、奈津のことを言ってもいいのか分からない。
「奈津絡みだろ?」
「―――!」
私の肩がビクッと上がる。
「……」
私は、駅近くの公園でベンチに座って泣いていた。
「…奈津…」
さっきから奈津の笑顔が浮かんできて、涙が止まらない。
『望美…』
ルルやシンクも私にかける言葉を探していた。
(本当に…、あれは全部嘘だったの?)
私は、あれが奈津の本性だとは思えない。
でも、奈津が「嘘だ」と言ったのは、事実だった。
受け入れようとしても出来ない……。
「あれ、望美か?」
「え…」
涙を拭って前を見た時、そこに居たのは目覚えのある人だった。
「聖夜くん?!」
「あぁ、久しぶりだな」
「う、うん」
私は、聖夜くんから視線を逸らす。
彼は、大國聖夜くん。
楓中出身で、奈津のライバルだ。
「聖夜くんは、どうしてここに?」
「今日学校休みだからさ、気分転換に散歩してたんだ。でも、気分転換が必要なのは、望美みたいだな」
「な、なんで?」
聖夜くんは、私の隣に座る。
「目、腫れてるぞ。何かあったんだろ?」
「それは…」
ここで、奈津のことを言ってもいいのか分からない。
「奈津絡みだろ?」
「―――!」
私の肩がビクッと上がる。



