妖精の心を貴方に2 真紅の妖精

『有水!大丈夫?!』

「う、うん……」

もしかしたら私…、とんでもない妖精と契約しちゃった?

私は、気づくのが遅かった。

私がヒュプとさっき約束した。

ヒュプの欲しい物、それは―――

『――の命』

私は、震える体をなんとか立たせた。

「別に、私からしたらあんな奴どうでもいいのよ。居ない方が奈津くんを手に入れやすい」

そう、私のやってることは正しいのよ!

奈津くんが手に入るなら、何だってやる!

たとえ、あいつが死のうとも。

私には、関係のないことだ。