廃想集 『カワセミ啼話』



それとも、君は『苦しみ』ってヤツに慣れてしまっていたの?


あんなに苦しそうに毎日を生きていたのに。

あんなに苦しみに耐えながらも『生きて』いたのに。


だから、僕は君の願いを聞いてあげる気になれたのに。