わたしたちは列の最後尾にならび、 人が引くのをまった。 「やっと順番きたね〜」 「ほんと付き合ってもらってありがとう瑠璃〜!」 えーっとどれにしようか……な……? って、 「もうないじゃん!!」 購買のカウンターには、 パンもおにぎりも、なに一つ置かれていなかった。