「いやよ!」


そしたら雷、私のこと食べちゃうでしょ?


「いや、力だけ解放してくれればいいんだよ〜」


「だめ、その手には乗らない。」


雷は小さく舌打ちをした。
やっぱりそのつもりだったのか。


「まあでも、俺様がいるおかげで、普段より変な視線は感じなかっただろ?」


視線……?

確かに、昨日感じてた謎の視線は今日はないけど……