不機嫌なあやかし



私は急いでトイレの個室へと駆け込んだ。


「ちょっと雷!?
なんでついてきてるのよ!」


「なんでって、お前一人だとそこらへんの妖にすぐ食われるだろ。
だから、俺がお前を食えるようになるまで護衛してやんよ。」


「護衛っていっても、貴方、いまぬいぐるみでしょ?」


「そうなんだよな〜
だからさ、お前を守るためにも、
俺の力の封印、解いてくれよ。」