不機嫌なあやかし



え、知らないの?


「な、なんだよ!そんな顔でみるなよ!
しょうがねぇだろ、ずっと封印されてたんだから!!」


「それって……まあいいや、
ほら、雷がいま立ってるとこ。ベットって言ってね、昔でいうお布団みたいな。」


雷って何年前に生きてたの……?
そう言いかけたが、また拗ねられては、私の睡眠時間が減る一方なので、寸前で言葉を飲み込んだ。


「へー、これが……
うっわあすげえ!!!ふっかふかだ!!」


雷はベットの上でジャンプしては着地し、そしてまたジャンプというのを繰り返していた。