不機嫌なあやかし



「お前、自分で封印したくせに、自分で封印を解くとは随分バカなやつだな。」


雷獣はそう言って鼻で笑った。

なんて失礼なの!!


「まあそんなことはどうでもいい。
お前やはり、桁外れに強い力を持っているようだな。
美味そうな匂いがする。」


美味そうな匂いって……!


「さっきは失敗したが、今度こそお前を食ってやるぞ!!」