「へぇ……
じゃあ私、妖に食べられちゃうの!?」


「いや、そんなことはさせない。
でも確かにお前は、自分を守るすべを知らない。」



どうしたものか。とにいさんはつぶやく。



「とりあえず食べて。
疲れたでしょ、今日はもう早く寝ろ。
この家の中に入ってこれる妖はそういないから、安心していいよ。」


「う、うん。」



疑問はいくつもあったが、
なんと聞いていいかわからずに、私は黙って夕食を済ませた。


それからお風呂!
今日はほんと、汗まみれになったし泥だらけになったし、大変だった。