不機嫌なあやかし



「そう。お前だ。」


そうなんだ……よくわからないけど。


私がその妖統家のものっていうのはさっき聞いたけど、まさか直径だったなんて……。


精々、遠い親戚くらいだと思ってた。



でも私の家って祓い屋だったんだ。
今日会ったあの人と同じだ……。



祓い屋がなにかはよくわからないけど。

ニュアンス的に、お祓いみたいなことするんだろうって勝手に思ってる。



「でも、妖力って、霊感?みたいなものじゃないの?
私、幽霊みたいなのとか、
見たことないよ?」


「なに言ってるの。現に今、この妖をみてるじゃないか。」


再びにいさんがカイチのもとへ戻り、
頭を撫でた。