蒼樹にいさん、やっぱり私のこと心配してるのかな……。
悪いことしちゃったな……。


と、その時、蒼樹にいさんと目があった!



やばい、余計なこと考えてたからだ!
見つかっちゃった、絶対怒られるよ!



「た、ただいま〜蒼樹おにいさん♡」



なんとか許してもらおうと思って満面の笑みで媚びてみたけど……。

うう、やっぱり効果ないか!
にいさんは無言でこちらに近づいてくる。