不機嫌なあやかし



「あっ、あの……あ…………。」


私の口は、恐怖のあまり無意味な言葉を発するだけだった。


「ふん、私の余りに美しい姿に驚いたか。」


少し違うが、容姿に驚いて、戸惑っているということは相手にも通じたようだ。
私が、働かない頭をどうにか働かせようとしていた時。


ぐうううぅぅ〜〜〜〜


お腹のなる音が聞こえた。
それもかなり大きい。
おそらくこの謎の生き物からだ。