え?え?な、えっ…どっ、え、ん??


これって……これって……まさか……


自宅デートのお誘い、、!?!?




……………………




いやまさか!


落ち着け、落ち着け私。
先輩は、ただ家に来ないかって言ってるだけだ。
ここは落ち着いて、クールな返事をしよう。


「ハイ、よろこんでっ!!」


ムリだった!!!
これまでにないほど元気な返事だし、
なぜか居酒屋風だし……


「ふ、ふふ……っ、ごめん、はは、君……なんていうか、相変わらず、元気いいね……っはは!」


先輩……笑い、隠しきれてませんよ、、

もういやだ、恥ずかしい……


私はそんな気持ちを紛らわすように、足を速め、曲がり角を曲がろうとした。


「まって。」


そっと優しく、手首を掴まれ引き止められる。

な、なになに!?


「僕の家、こっち。」