キーンコーンカーンコーン ああ、チャイムが鳴った。 くる……瑠璃がくる…… つんつん。 誰かに背中を突かれる。 いや、わかってるよ、それが誰かなんて。 「なによ瑠璃……」 できるだけ不機嫌な声で名前を呼びながら振り返る。