「うるせぇ!あんな窮屈なところにいつまでもいられるか! それに、黙って見てりゃあさっきからイチャイチャ鬱陶しいんだよ!!」 「な、は、い、イチャイチャ!? そんなのしてない!!!」 私は、カバンから出てくるなりすごい剣幕で迫ってくる雷に、押されながらもなんとか言い返した。