不機嫌なあやかし



「ああ、ごめんね、そう言うつもりで言ったんじゃないよ。
おかしくなんかない。僕は、すごく可愛いと思うよ。」


そう言って先輩は私の頭をそっと撫でた。
まるで大切な大切な、宝物でも扱うかのように優しく。


「……!」


その言葉と行動に私の顔はさらに熱をました。

先輩はイケメンだから。
イケメンはこういうことを誰にでも自然にしちゃうんだ!!

私は、自分にそういい聞かせなんとか落ち着こうとした。