「……」 なにかを言いたそうに開いた七海さんの口は、言葉を発することはなく。 そのまま、唇を噛みしめてまた俯いてしまう。 ……七海さん。 初日から、七海さんはこの選択を後悔してるの……? それとも……あたしが負った傷に、まだ胸を痛めてる……? 七海さんに会うのは、琉聖さんと連れ立ってあたしに頭を下げに来て以来。 あのあと色んなことがあって、会うタイミングもなかったから。 そして、琉聖さんも介しない教室で再会したら、七海さんだってどうしていいか分からないはず。