客観的に聞く凌牙の想いは、あたしの心を震わせた。 胸の中で聞く言葉じゃなく、誰かに宣言するその熱い言葉は、あたしの胸の高鳴りを激しくさせるばかりで。 「あたしもっ……凌牙のこと、心から愛してるのっ……」 高校生が、愛だのなんだのって、笑われるかもしれない。 でも、あたしは一生に一度の恋に出会えたって本気で思ってるから……。 「頭をあげて。凌牙君……」 お姉ちゃんの声は柔らかかった。 え……と、あたしの顔も熱を持ったまま固まる。