お兄ちゃんが帰って来たんだ! 3つ年の離れたお兄ちゃんは、僕の自慢で憧れ。 ケンカなんてものすごく強くて、僕がクラスの男の子にいじめられていた時も、相手の子の腕をねじ上げちゃったんだから。 いつだって、僕を守ってくれるヒーローみたいな存在。 カッコよかったなあ。 小学5年生だけど、小学生に見えないくらいすごく大人っぽいんだ。 「お兄ちゃん!見て見て!」 完成したばかりのプラモデルを見て欲しくて。 階段をダダダダッ…と駆け下り、お兄ちゃんに近寄ろうとした。