あの頃の俺は、本当に腐ってたな。 中学生の頃の自分に想いを馳せて、なんてガキだったんだと小さく笑う。 そんな俺が、コイツのためなら死んでもいいって思える奴に出会った。 人を、愛した……。 ……優月。 ずっと、俺の側にいてくれよな。 俺たちのこの運命は、永遠に続くもんだって、信じていいだろ? な、そうだよな? 穏やかな優月の寝顔をしばらく見つめ。 無防備な胸元にキスを一つ落とし……俺も眠りについた。