───バンッ! 勢いよく屋上の扉が開く。 「なんだこれはっ!」 階段を駆け上がって来たのか、ソイツは息を切らしていた。 隠すことなく、俺の指には煙草が挟まれたまま。 「よこせっ!」 それが奪われた。 「あ~あ、もったいない」 横で言葉を落とす大翔をソイツは睨み。 「お前らサボりの上にタバコかっ!来いっ!」 俺の腕を掴むとどこかへ連れて行こうとする。 ……見たことねえ顔だな。 新任か……?