少し汗ばんだ背中。
そこに体を合わせるあたしは、安堵でいっぱい。
だからこそ、凌牙への想いが溢れて。
「……すき」
小さく漏らした声は、静かな部屋の中、しっかり凌牙の耳にも届いたよう。
「………………どうしたっつうんだよ」
戸惑ったような声が、振動と共にあたしに伝わる。
「……」
「…………おい」
ただ、今は凌牙を感じていたい。
少しだけ、このままでいさせてよ。
「こんなことして、ただで済むと思ってんのかよ……」
クルッと反転した凌牙は、あたしをベットに倒すと。
そのままあたしを組み敷いた。
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