思わず目を見開くと。
ルームミラー越しに、お姉ちゃんと目が合った。
───ドクンッ。
お姉ちゃんは、そのお花を供えてくれた人を知っているの……?
「……凌牙くん……なの……」
「……っ!!!!」
お姉ちゃんの言葉に、一瞬で体が固まる。
凌牙……?
あの花を供えてくれていたのは、凌牙なの……?
「ここ数年は、ずっとあったでしょ……?
でも、お父さんたちに花を手向けてくれる人なんて見当がつかないし……」
「……」
「お花は新しいから、置かれたばかり。ということは、きっと命日を知っている人」
「……」



