それからあたしの目の前にも飲み物が置かれ。
みんなでお菓子を食べたりして和やかに過ごす。
暴走族って、常に悪いことをしている集団なのかと思っていたけど。
闇の中で鋭い瞳を光らせているわけでもなく。
白い歯を見せて冗談を言い合って。
こうして見ていると、普通の男の子たちと何も変わらない。
イメージと違って、ちょっと拍子抜けしたけど。
和希くんの住む世界が、笑顔に溢れてて良かったと思った。
双葉園で一緒に育っていたら……という未来も想像したけど。
あたし達は、現にこうして出会えたんだから……。
もしかして、出会う運命……だったのかな。
運命、なんて、ちょっぴり照れくさいけど。



