この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。


でも、ナオたちの嫉妬でこんな状況になっているという事を誰にも説明していないのに、恵茉はどうして私の事を理解してくれたんだろう?


「瑠衣が心配してたの。私と結月が同じクラスだって知って、変な噂が回ってるけど結月はそんな子じゃないって」

「瑠衣……?黒木さん?」

「そう。私、瑠衣と同中で家も近所で仲がいいんだ。料理愛好会もバスケ部と掛け持ちで入ってるの。なかなか行けてないんだけどね」


あ、そうだったんだ……。

そういえば、他二人は他の部と掛け持ちしてるって黒木さんが言っていたっけ。


「料理愛好会に誰か入ってくれる人いないかなって瑠衣に聞かれた時、結月が部活に未所属だって話をしてから、瑠衣は何度か結月に話しかけようとしたみたい。でも勇気が出なかったのと、川上君に先を越されたって話を聞いてたから。結月が川上君の彼女面してるって噂もおかしいなって思ってはいたんだけど……」


それ、かなり迷惑な噂だ。

そういう事になるから、あの雨の日に傘に入れたくなかったのに……。