2020年6月発売の単行本(野いちご)

どんなに泣いても、それでもきみが好き。
16歳、きみと一生に一度の恋をする。
[原題]一番近くて、遠い恋
16歳、きみと一生に一度の恋をする。
発売日:
2020/06/25
定 価:
1,320円(税込)
永良サチ /著
イラストレーター:碧井ハル
あらすじ
高1の汐里は、父と離婚してから忙しく働いている母を支えるため、自分のことは後回しでバイトに明け暮れる日々を送っていた。そんなある日、汐里が仲良くなったのは、クールでみんなから距離を置かれているけれど、ひそかに女子の人気を集める同級生・晃。一匹狼に見えて本当は優しい晃は、汐里の健気さに惹かれていく。彼は、辛いことがあると爪を噛む汐里の親指に「絆創膏がわり」と言って、スマイルマークを描いてくれた。そんな彼を汐里も好きになるけれど、実は晃が、汐里の父の再婚相手の息子だとわかり…?一番近くて遠い場所にいる、汐里と晃。それでもずっと一緒にいたいと願い、運命に立ち向かうふたりの姿に、温かい涙があふれる感動の恋愛小説!!
著者コメント
こんにちは、永良サチです。このたび『16歳、きみと一生に一度の恋をする。』を出版させていただくことになりました。本作では、たくさんの障害がありながらも惹かれ合っていく恋を書きました。許されないけれど許されたい。そんなふたりの想いの行方を見届けていただけたら嬉しいです。また碧井ハル先生のカバーイラストが本当に素敵なので、ぜひ注目してくださいね。よろしくお願いいたします!
ずっと、誰かに気づいてほしかった。本当は、泣きたかった。
この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。
[原題]星が降るこの場所で
この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。
発売日:
2020/06/25
定 価:
1,320円(税込)
イラストレーター:前田ミック
あらすじ
この家に私の居場所はない――。母親を亡くした高校生の結月は、父の再婚相手の家族と馴染めず、切なさと孤独を感じていた。 そんな孤独を紛らわすために、 真夜中とある公園にたどり着くが、 そこには、なぜかひとり星を見上げる男子がいて…。リツと名乗る彼は、「泣きたくなったらここに来ればいい」 と優しく涙をぬぐってくれた。次第に彼に心を開いた結月は、何度も彼に会いにいくが、 彼と真夜中にしか会えないのには、切なすぎる理由があった。「結月を悲しませるすべてのものから守りたい」――。 リツが本当に叶えたい願いとは…。10代の切ない葛藤がヒリヒリと迫る。読後、心が温かくなる、感動の青春恋愛小説!
著者コメント
こんにちは、月森みるくです。このたび『この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。』を単行本で出版させて頂けることとなり、皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!本当にありがとうございます。書籍化にあたり改題し、サイト版よりも結月とリツの関係性が深くなっています。不器用なふたりが選んだ道を最後まで見届けてくださると嬉しいです。また、前田ミック様が描いてくださった素敵なカバーイラストにもぜひご注目ください。
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