この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。


結局、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴るまでそこに立っていたけれど、心が動かされるような部活動は見つからなかった。

たくさん友達がいれば、参考になるような話が聞けたかもしれないけど。

教室に戻る途中のゴミ箱にジュースのパックを投げ入れた。

無事に入ったのを見届けて、教室へ入ろうとしたら、隣の教室の前にナオがいる事に気が付いた。

数人の友達と一緒に騒いでて、笑っていたナオと目が合った。

ナオは気まずそうに私から目をそらし、周りにいた同じグループの子達が私を見ながらヒソヒソと話し始める。

予想通り、ナオはさっきの事を仲間に報告したらしい。

どう思われても関係ないけれど、今後、絡まれない事を祈るしかない。

重い気持ちになりながら教室に入ると、窓の外をぼんやりとみている川上君が視界に入った。

川上君は生徒会長を目指してるのなら、こうなるって予測してくれてもいいのに。

中途半端な正義感を振りかざさないで欲しい。

小さくため息をついて、私は自分の席に着いた。