この星を見上げたら、僕はキミの幸せを願う。


きっとどうすればいいのかわからないのだと思う。

血が繋がっていれば、自然にその輪の中に入っていけるんだろうけれど、ここで邪魔していいのかどうなのかって変なところで躊躇しているんじゃないかな。

否定はしてきたけれど、私は娘だもん。

お父さんの顔を見ていれば、何となくわかるよ……。

だから、お父さんの足をつま先で小突いた。

えみりに対して何かを言うのであれば、今しかないのだから。


「えみり、本当に済まなかった。父さんはえみりを本当の娘として思っているよ」

「お父さん……」


ぎこちない表情でも何とか一生懸命に気持ちを伝えようとしているお父さん。

えみりとおばさんが同時にお父さんを見上げる。


「言葉にするのはなかなか難しい事だけど、父さんはえみりに嫌われるのが怖かったんだ。本音でぶつかり合って嫌われるんじゃないかとか……」


そう言った後、お父さんは私の方を見た。