しかし青龍との出会いと生神、そしてもう一人の男との出会いが全てを変えた。

死神と黄龍との出会いもまた変えた。

歴史は動き、そして灼蜘の運命を変える。

どんな運命だったのか、それがどうやって変わっていくのか。それはまだ分からないだろう。

何故ならこれもまた一つの未来でしかないのだから。

変えることも出来るだろう。

自分の望む幸せを掴み取る。

それが適わない願いだろうけど、それでも灼蜘は手にするだろう。

全ては努力の欠片が集まり、そして希望の塊へと変わっていく……。


今の所は

これで

終わり


いや、

この物語は

これで

終わり。


次はもっと未来の物語になるだろう。