分からないことは追及したって無駄だ。思いだしたら教えてもらえばいい。

――けど、青龍に復讐することは変わらない。絶対に許さない。どんな理由があったにしろ、あいつはオレの大事なものを奪った。

だからオレは神路高校に行く。
生神や守護四神が集まるだろうといわれる地に絶対に行く。生神を護ることは使命かもしれないがそれはあくまでついでだ。肝心なのはそこに青龍がいるということ。

すでにオレは推薦枠で合格している。
もしそうじゃなくても何らかの理由で合格するだろう。オレが守護四神であるから。
間違いなく運命的にオレ達は集まる神路高校に。

覚悟しておけ青龍。オレはテメェを許さねぇ。絶対にだ。

そうして数ヶ月後、オレは神路高校で入学式の舞台に立っているだろう。