「さ、朔兄?どうしたの?」
事態が呑み込めず、あたしは笑顔を何とか保ちながら尋ねる。
「…まさか、こんなところにいたなんて」
苦しそうな朔兄の声。
「とりあえず、結界を張って__」
朔兄が結界を張ろうとポーズをとったところで、何か光ったように感じた。
同時に朔兄の苦しそうな叫び声が聞こえてきて、朔兄は膝から崩れた。
「さ、朔兄!どうしたの、朔兄!」
慌てて朔兄の肩を持つと、朔兄の腕はさっき光ったのと同じ色の電気がバチバチと音を鳴らしていた。
「クソ、こいつ!」
朔兄はギロリと子猫を見つめた。
「ムダなことしやがって。
オレ様の前でそんな真似が通じると思うなよ、人間ごときが」
するとその子猫から声が聞こえてきた。
なにこれ、この猫がしゃべってるの?
「おい、そこの小娘」
猫がこっちを向いた。
オッドアイのその目とかち合ったその瞬間、心臓が鷲掴みにされてしまったように逃げることができなくなった。
事態が呑み込めず、あたしは笑顔を何とか保ちながら尋ねる。
「…まさか、こんなところにいたなんて」
苦しそうな朔兄の声。
「とりあえず、結界を張って__」
朔兄が結界を張ろうとポーズをとったところで、何か光ったように感じた。
同時に朔兄の苦しそうな叫び声が聞こえてきて、朔兄は膝から崩れた。
「さ、朔兄!どうしたの、朔兄!」
慌てて朔兄の肩を持つと、朔兄の腕はさっき光ったのと同じ色の電気がバチバチと音を鳴らしていた。
「クソ、こいつ!」
朔兄はギロリと子猫を見つめた。
「ムダなことしやがって。
オレ様の前でそんな真似が通じると思うなよ、人間ごときが」
するとその子猫から声が聞こえてきた。
なにこれ、この猫がしゃべってるの?
「おい、そこの小娘」
猫がこっちを向いた。
オッドアイのその目とかち合ったその瞬間、心臓が鷲掴みにされてしまったように逃げることができなくなった。


