「ちょ、シー!」
あたしは慌てて自分の唇と美晴の唇に人差し指を当ててあたりを見渡した。
みんなの視線が一瞬あたしと美晴に集まったけれど「ああ、佐奈がまたなんか言ってる」とかなんとか思ったのか、すぐに視線は元に戻った。ほっと一安心だ。
「……同居ってどういうこと?」
視線場散らばってざわめきが大きくなってから、美晴は訳が分からないといった様子で、けれど周りに聞こえないような小さな声で尋ねた。
「実は__」
ひょんなことから俺様悪魔と契約したこと。
そしてその契約を解くために、悪魔の影響を受けないために、アキの家の離れにアキと悪魔とあたしの3人で同居生活していることを伝えた。
「__ってなわけなんだけど、分かった?」
呆然としている美晴に恐る恐る尋ねると、美晴はゆっくり頷いた。
そしてあたしに視線を合わせて最初に言った言葉は「あなた、本当に運が悪いね」だった。
「美晴さん、あんた親友に向かってそんなことまっすぐはっきり包み隠すこともなく言うのかね…」
自分でも思っていたその言葉は、人に言われるとよりぐっと胸に突き刺さる。
それを知っての所業か、美晴殿。
「運が悪いっていうか…どちらかというと巻き込まれ体質?」
グサ、グサ。
2本の矢が突き刺さる。
なんでこんなに矢を放って親友を追い込んでいくのか、それとも美晴は無意識でやっているんだろうか?
あたしは慌てて自分の唇と美晴の唇に人差し指を当ててあたりを見渡した。
みんなの視線が一瞬あたしと美晴に集まったけれど「ああ、佐奈がまたなんか言ってる」とかなんとか思ったのか、すぐに視線は元に戻った。ほっと一安心だ。
「……同居ってどういうこと?」
視線場散らばってざわめきが大きくなってから、美晴は訳が分からないといった様子で、けれど周りに聞こえないような小さな声で尋ねた。
「実は__」
ひょんなことから俺様悪魔と契約したこと。
そしてその契約を解くために、悪魔の影響を受けないために、アキの家の離れにアキと悪魔とあたしの3人で同居生活していることを伝えた。
「__ってなわけなんだけど、分かった?」
呆然としている美晴に恐る恐る尋ねると、美晴はゆっくり頷いた。
そしてあたしに視線を合わせて最初に言った言葉は「あなた、本当に運が悪いね」だった。
「美晴さん、あんた親友に向かってそんなことまっすぐはっきり包み隠すこともなく言うのかね…」
自分でも思っていたその言葉は、人に言われるとよりぐっと胸に突き刺さる。
それを知っての所業か、美晴殿。
「運が悪いっていうか…どちらかというと巻き込まれ体質?」
グサ、グサ。
2本の矢が突き刺さる。
なんでこんなに矢を放って親友を追い込んでいくのか、それとも美晴は無意識でやっているんだろうか?


