悪魔の封印を解いちゃったので、クールな幼なじみと同居します!

光はいくつもの粒に分かれてアキを狙う。

アキはそれをたやすく回避すると、青い光の粒は校庭にいくつものクレーターを作った。


「ああ、そう」

アキはクレーターを見ながら呟いた。


「全部、お前だったんだ」


それからアキはファルを睨みつけたけど、ファルは表情を変えなかった。ただ怪我をしたところを反対の手でかばっていた。


「図書館で田辺を操ったのも、文字でできた恐竜も、学校の階段で佐奈を襲ったのも、そしてあの泥人形も。全部お前の仕業だったんだ」


「え!?」


あたしは思わず声を上げた。

アキが何を言っているのか


「それ、どういうこと?」


あたしの言葉が聞こえたのか、アキは教えてくれた。


「魔法や霊力は使われたら必ず跡が残る。使ったものの気配が微かに残るんだ。

図書館の時も、学校の階段のときも、同じ気配が残っていた。

どちらも微かだったから今まで分からなかったけど、今分かった。

お前の攻撃から感じられたこの気、図書館と階段の時と同じだ」


アキはファルの方を見てもう一度言った。


「お前がしたんだろう、全部」


ファルは左手を抑えて俯いていた。


「ククク…」


小さな声が響く。


「ハハハハハ!」


顔を上げたファルは大声で笑った。

その笑い方は狂気じみていて恐怖さえ感じた。