悪魔の封印を解いちゃったので、クールな幼なじみと同居します!

リドは叫び声をあげた。

ニャアアという猫のような大きな声。

その声は衝撃となって光を打ち消していく。

黄色い光はどんどん空気に馴染むように消えていって、ついになくなってしまった。


「こんな弱っちい光、いくらでもかき消せるっつーの」

「この悪魔が!」


アキは眉間にしわを寄せた。

リドは軽い足取りで、ピョンと跳ねるとあたしの膝の上に飛び乗った。


「神酒だかなんだか知らないけど、こんなんでオレを閉じ込めておくことなんてできねーよ」


短いその足で仁王立ちをすると、短いその腕を組んで勝ち誇った態度をとっている。しかもあたしの膝の上で。

猫のくせになんて得意げな態度。


「そっちこそ、俺がそれだけで終わりだとでも思ってるの?」


挑発はアキも負けていなかった。

アキは懐からお札を数枚取り出すと何かを唱えながら宙に投げた。

それはぐるりとリドの周りを回って光りだした。


「こ、れは…!」


リドはあたりを見渡しながら険しい顔をした。