悪魔の封印を解いちゃったので、クールな幼なじみと同居します!

「何を調べるんだい?」

「天宮大火」

アキが発したその言葉に、おばちゃんの顔から一瞬で笑顔が消えた。


「天宮大火を、ねエ。晃くん、お前さん達がそれを調べるのかい?」


「うん」


「…そうかい、天宮大火をねエ」


でもどうしておばちゃんはこんな反応をするんだろう。

「おばちゃん?」

不思議に思って声をかけると、おばちゃんははっとしてあたしを見た。

「あ、ああ、いや、なんでもないさ」

なんでもない、とは言うけれど、何かあることは明快だった。


「天宮大火の原因となった山火事について。俺達はそれを調べているんです」

アキは勝手に話を始めた。

おばちゃんの顔が強張ったように感じた。

隣にいるリドもぴたりと息を止めたのが分かった。


「ちょ、ちょっと、アキ!」

この先アキが何を言うか察知してあたしは制止するけど、アキは全く気にしない様子でなおも話を続けた。


「その山火事には悪魔が関わっているとか。おばちゃん、何か知りませんか?」