お前、俺に惚れてんだろ?

…1時間後。


いきなり急な上り坂になって、一歩踏み出すのもやっと…。


「これ…、もうすぐ頂上だったりする?」

「…いや。まだ1時間しか経ってねぇよ」

「マジかよー…!?あとまだ半分もあるのかよー!?」


気力が下がってしまうような、そんな会話が聞こえた。


「ほのか。だいぶ息上がってるけど、…大丈夫?」

「う…うん。なんとかっ…」


とは言ってみたけど、実際もう限界だった。