お前、俺に惚れてんだろ?

そもそも燈馬くんの第一志望は、花森高校だった。


“もしかして、花森が第一志望?”

“…はいっ”

“そうなんだ!俺もっ。お互い、今日一日がんばろうなっ”


実際、入試のときもそう話していた。


しかし燈馬くんは、優馬くんとある“約束”を交わしていた。


それは、お互い別々の高校に入学すること。


“双子”ということで一括りにされるのが、燈馬くんも優馬くんも嫌がっていた。